サッカー日本代表は試合前日になぜうなぎを食べるの？3つの理由

今回は"サッカー日本代表が試合前日にうなぎを食べる理由"について紹介します。

先日のテレビ朝日「グッドモーニング」で、サッカー日本代表の田中碧選手がこんなことを言っていました。

「試合前日はうなぎのかばやきを食べます」

日本代表選手が食べるほどの食材。どんな効果が期待できるのかも気にしながら読んでみてください。

本記事の内容

3つの理由を知ればあなたの食事も変わり、今より良い状態で試合に臨むことができます。

サッカー日本代表はなぜ試合前日にうなぎを食べるの？

サッカー日本代表が試合前にうなぎを食べる理由は以下の3つです。

サッカー日本代表が「うなぎ」を食べる理由3つ

①：ビタミン群が豊富

うなぎはビタミン群が豊富です。
特に豊富に含まれるビタミンは

それぞれどんな効果があるのかというと

ビタミンB1：糖質を燃やしてエネルギーにする
ビタミンB2：脂質を燃やしてエネルギーにする
ビタミンE：体内の脂質の酸化を防ぎ、疲労回復効果がある

糖質や脂質を代謝して、効率よくエネルギーを体に蓄えてくれるのがビタミン群の豊富なうなぎです。

②：タンパク質豊富

うなぎは白身魚。他の食材と比べてみても高タンパクです。

　他のタンパク質と比べてみると

タンパク質の種類	タンパク質量 (100gあたり)
うなぎ	23.7g
鶏胸肉	25.0g
砂肝	18.0g
鶏もも肉	25.0g
牛もも肉	21.0g

表を見てわかる通り、トレーニーたちに愛される鶏胸肉にも劣らないタンパク質量。試合前は、糖質をメインに摂るのでタンパク質が不足しがちです。

そんな時に日本代表も食べる「うなぎの蒲焼き」なんかがあれば、糖質と一緒にタンパク質も補給できますね。

③：DHA・EPAが豊富

DHA・EPAという言葉、一度は聞いたことがありますよね。
「聞いたことはあるけど、なんなのそれ！」という方もいると思います。

DHA・EPAとは？

DHA：人間の脳や目の網膜の脂質成分で、脳に直接入って栄養素として機能できる数少ない物質
EPA：脳内にはほとんど存在せず、血液サラサラ効果や中性脂肪低下作用がDHAより高い物質

引用：タカサコーポレーション

実はこの2つ、体内で合成することができない"必須脂肪酸"と呼ばれています。つまり、食事やサプリメントでしか摂ることができません。

さらに、DHA・EPAは同時にとることで以下の相乗効果が期待できます。

DHA・EPAを一緒に摂ることによる相乗効果

引用：タカサコーポレーション

試合前の緊張状態のなか、うなぎだけでこれだけの効果が期待できるのは素晴らしいですよね。精神面や体調管理面でも効果が期待できます。

実はうなぎじゃなくても大丈夫

「うなぎなんて高すぎて食べれない」
「毎週のように試合があるのに毎週うなぎはちょっとお財布が、、、」

待ってくださいお母さん！
確かにうなぎを食べれば、様々な栄養素を効率よく吸収できます。

でもうなぎは高級。毎週のように試合があるのに、うなぎを毎回試合前日に食べることはほぼ不可能ですよね。

実は、先ほど紹介した3つの理由の中に「これだけは試合前日にとってほしい」という栄養素が一つだけあります。それはビタミンB1です。

ここでもう一度ビタミンB1とはなんなのかを確認しましょう。

ビタミンB1：糖質を燃やしてエネルギーにする

試合前、こんな糖質補給をしていませんか？

これだと、せっかくとった糖質を代謝しきれないため、無駄になってしまいます。

この糖質メインの食事にビタミンB1を一緒に摂ってあげることで、効率よく糖質補給ができます。

コンビニやスーパーで手軽に買えるもの

「ビタミンB1が取れるものって具体的になんやねん」
そんな方に、コンビニやスーパーで買えるビタミンB1豊富な食べ物を紹介します。

ビタミンB1豊富なおすすめの食材

特におすすめしたいのは豚肉

豚肉はビタミンB1豊富な上に、「ご飯に合う」というのが利点です。

試合前はご飯やうどんなどで糖質補給をしますよね。

豚肉を使っておかずを作ったり、うどんに豚肉をつけ加えてみたりして、効率よく糖質補給できるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
サッカー日本代表が試合前日に食べるうなぎは栄養価が非常に高いことが分かりましたね。

サッカー日本代表が試合前日にうなぎを食べる理由3つ

うなぎではなくても、スーパーやコンビニで買えるものでパフォーマンスを上げることは可能です。

まずは、今週の試合前から。うなぎを食べるのは厳しくてもビタミンB1豊富な「豚肉」を使って効率よく糖質補給してみてください。