高校生サッカー選手に筋トレが必要な理由とは?【筋肉つけよう】

今回は”高校生サッカー選手はもっと筋肉をつけるべき”という強いメッセージを送ります。

「フィジカルに自信がない」
「すぐに倒れてしまう」
「スピードに自信がない」
「俺は技術だけでやっていける」

全ての人に読んで欲しい記事です。

本記事の内容

  • 高校生サッカー選手に筋トレ(ウエイト)が必要な理由

本記事を読めば、筋トレがサッカーに必要な理由を知ることができ、周りの選手と一歩差をつけることができます。今回はあえて「高校生の君」にむけて記事を書きます。

高校サッカーってどんな所?考えてみて

高校生サッカー選手に筋トレが必要な理由の前に前提として考えてほしいことがあります。それは「高校サッカー」とは、どんな場所なのかについてです。

僕の思う高校サッカーはこんなところ

  • 多くの人が全国高校サッカー選手権を目標にする
  • 高卒でプロになる人は数%
  • ほとんどが大学に進学
  • 3年しかない(筆者はかなり短く感じた)

何が言いたいのかと言うと、3年という短い時間の中で全国高校サッカー選手権を目指しつつ、次のステージに向けて準備が必要だということ。

それはプロに行くにしても大学に行くしても同じことです。これを踏まえて僕は改めて"高校生サッカー選手は筋肉をつけるべき"というメッセージを送ります。

高校生サッカー選手に筋トレが必要な理由

筋トレ(ウエイト)が必要な理由は大きく3つあります。

高校生サッカー選手に筋トレが必要な理由

  • ①:怪我の予防になる
  • ②:次のステージに必ず求められる
  • ③:自分の強みをより活かせる

①:怪我の予防になる

筋トレ(ウエイト)をすることで、怪我を予防することができます。

理由は、筋トレ(ウエイト)をすることでで、力みなく無駄のない姿勢を作ることができ、プレーをする上での土台を作ることができるから。

サッカーは、タックルやボディコンタクトなどの外部からの衝撃の多いスポーツです。
また、切り返しやスライディング、キック動作など自発的な動作による負荷もかかります。

筋トレ(ウエイト)をすることで、正しい姿勢・フォームで安全にプレーすることができるため、怪我を予防することができます。

怪我による"遅れ"を減らせる

例えば、高校生によく多い足首の捻挫のケースで考えてみましょう。

足首捻挫が起こる原因は、切り返しやステップ、カットイン、ストップ、ジャンプの着地といった動きの中で自らバランスを崩してしまうことです。

でも実は、そもそもの原因は以下の通りなんです。

  • 臀部(お尻周り)の筋力・柔軟性の不足
  • 足首の安定性・柔軟性の不足

これらの根本の原因は下半身の筋トレ(ウエイト)で解決することができます。

実際に僕は、高校に入学をしたばかりの頃、周りのレベルが高くなり捻挫や肉離れなどの怪我が増加。

しかし、リハビリを通して筋力不足に気づき、下半身のウエイトを取り入れることでそれ以降怪我を減らすことができました。怪我をしてしまえば、練習に参加できないので当然遅れをとってしまいます。

怪我を減らすことができればより多くの時間プレーすることができますよね。

②:次のステージに必ず求められる

ある程度の体格、筋力は次のステージに必ず求められます。
高校入学の段階、大学入学の段階で必ず体格の差を感じることになります。

なぜなら、それぞれのレベルごとに周りの選手の体格とプレー強度が変わり、それに耐えるだけの体の強さ・安定性が求められるから。

大学・プロで活躍したいなら筋肉(筋力)つけて

僕自身は高校入学、大学入学の段階でこの体格差、筋力差に圧倒されました。筋力が違うということは、スピードも違います。

「日頃からもっとウエイトトレーニングをしておけばよかった」と後悔しました。なぜなら入学後、体格差やスピードについていくことに時間を奪われたからです。

「高卒でプロになったけど身体がまだ小さいからでれない」そういう選手もよく見ますよね。サッカーをしている人は当然プロを目指している人も多いと思います。

「プロになる」というゴールまでの時間が限られる中、このような体格差についていくことに時間を奪われるのは非常にもったいないです。

今の段階で筋力を向上させていれば、次のステージに進んだ時に自分の特徴をすぐに発揮できます。

③:自分の強みをより活かせる

筋トレ(ウエイト)を行うことで、自分の強みをより活かせることができます。
簡単に言うと、自分の特徴をより発揮できるようになるということ。

なぜなら、身体が安定して大きく強くなるから。

キックが武器:下半身の筋力が強化されればキック時の軸足が安定してより強くて正確なキックができる。
スピードが武器:大きくなった筋肉に加えて、それを素早く出力するトレーニングをすればより速くなれる。
ポストプレーが武器:筋力が高まり、相手を抑える力がより強くなる
ドリブルが武器:(僕の経験談と共にこの次に解説)

こんな感じで、ウエイトをするだけで自分の強みがより活かされます。

もちろん、ウエイトだけではだめですが、体を強くする、安定させるというプレーをする上での大きな土台を作ることができます。

ドリブルが得意な僕はウエイトしてよかった

ドリブラーでこんな人いませんか。

  • フェイントの際に力んでしまい重心がぶれる
  • フェイントから次の踏み込みが遅い
  • スピードがあればな、、、
  • 相手を背負った時に失ってしまう

僕自身ドリブルが武器なのにこんな感じでした。
しかしウエイトトレーニングをすることで次の効果を得ることができました。

僕がウエイトで得られた効果

  • 筋力に余裕ができ脱力できるようになった
  • 切り返し動作が速くなった
  • 純粋にスピードが上がった
  • 相手のプレッシャーを受けても動じなくなった

特に、スピードが上がったという点では大きな自信になりました。前より相手を置き去りにできる回数が増え、ドリブラーとしての価値を高められた気がします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

僕の経験談も含めて、今回は"高校生サッカー選手はもっと筋肉をつけるべき"というメッセージと共に、高校生サッカー選手に筋トレ(ウエイト)が必要な理由を解説しました。

高校生サッカー選手に筋トレが必要な理由3つ

  • ①:怪我の予防になる
  • ②:次のステージに必ず求められる
  • ③:自分の強みをより活かせる

まずは、しばらく筋トレしてみてください。そこで身体や動作の変化を実感してほしいです。しばらくやらないと、それすらも気づけません。

継続して、検証して、実感する
もうこれの繰り返しです。そうすれば、周りの選手ともう一歩差をつけられます。